花粉は今日も飛ぶ
今週のお題「花粉」
花粉は英語で pollen という。
花粉症は hay fever である。
その昔、英語のできない外大生だった私は、カナダ人の先生に自分が花粉症であることを伝えようとして
Flower powder is attacking me.
(花粉が私を攻撃しています。)
というルー大柴も真っ青なトンデモ英語を披露したことがある。伝わるでしょ?日本語話者なら分かってくれるよね?
先生は呆れた顔も見せずに、笑って花粉が英語で pollen であることを教えてくれた。優しい。ついでに先生は、くしゃみを連発する私に"sneezer”というあだ名までつけてくれた。そんな優しさはいらん。
私は花粉症を患っている。主に杉とヒノキの花粉にアレルギーがある。早ければ1月の終わり頃から、暖かくなるにつれて症状は重くなり、ぽかぽかと暖かい春の陽気を恨めしく思う日々を送る。
それでも今年は外出自粛でお出かけの機会が減り、人前で鼻を垂らすことも少なくなった。みんなが日常的にマスクをしているおかげで、マスクをしていても「花粉症?」と聞かれることもない。
植物は雨の日、花粉を飛ばさずに天気が良くなるまで溜め込んでいるという説を聞いたことがある。だから雨が降った次の日はより多くの花粉が飛ぶのだと。本当かどうかは知らないが私はその説を聞いたとき、花粉に対してめちゃくちゃ怒った。
溜め込んでんじゃね〜〜〜!!
ていうか、そんなに賢いんだったら人間なんかにくっついてないで目的地まで直行しなさいよ!君のゴールはここじゃない!!!
まあよく言われるように、雨で地面に落ちた花粉が雨が止んで舞い上がるっていうのが正しいんだろうな。諦めてアレグラ飲も。