よこしまな日記

凡人なりに楽しい毎日

そろそろ人が死なない話を

今日も書く。お題は昨日使ってしまったので自分で考えないといけない。「今週の」なんて言わずに毎日お題を提供してくれればいいのに。お願いします、はてなブログさん。

今日は久しぶりに図書館に行ってきた。妊娠中はお散歩がてらよく行っていたけど、産後は本を読もうという気にならず、さらにコロナの流行で誰が触ったかも分からないものはちょっと…みたいな気持ちもあって足が遠のいていた。

久しぶりの図書館は以前とさして変わらない混み具合だった。夫と2人(赤ちゃんもin抱っこ紐)で「育児本とか読んでみるか」「どこにあるか全然分からん」などとぼそぼそ話しながら館内をうろうろしていると職員の人が気づいて育児関連の本がある書架まで案内してくれた。あれこれ見繕って、育児本の他にも面白そうな本をいくつか選んで貸し出しカウンターへ行くとさっきの職員さんが手続きをしてくれた。ちなみに最近は貸し出しの手続きもセルフでできるようになっているんだけど、私たちはカードを忘れてしまったのでこういう形になった。

久しぶりに図書館に行ってあれこれと本を選んでいるうちに、借りる本の選び方が過去の自分とかなり違うなと気づいた。図書館には母に連れられて小さい頃からよく通っていたが、選ぶのは大体「絶対に読みたい本」か「絶対に面白いと分かっている本」だった。前から読みたいと思っていたものとか好きな作家のもの、あるいは母のおすすめのもの。本の選び方に関してはかなり慎重派というか、「絶対に失敗したくない」みたいな気持ちが強かった。その結果、小学生の頃はファンタジー、中学生になると母の影響でミステリーにハマり、それ以降マジで人が死ぬ話ばっかり読んでいる。偏り〜〜〜

無料で貸してもらえるのだから、面白くなくたっていいじゃない。読みたくなくなれば読まずに返したっていいんだし。という気持ちになったのは大人になって随分経った最近のこと。ちょっとでも気になった本はとりあえず手にして、貸し出しカウンターに行く前にもう一度見直して借りるかどうか決める。そんな風に選んでいくと、今までだったら手に取らなかったであろう本と出会うこともある。実際、家に持って帰って「やっぱりいいや」と読まずに返却ポストに入れることも多々あるのだけど、それでも読む本の幅が広がるというのはいいことなんじゃないかなと思う。

とはいえ、最近は本を読む習慣が全くないので、まずはスマホを置いて今日借りてきた本たちの中から1冊手に取ることにしよう。お気に入りの1冊に出会えますように。